大変久しぶりの投稿になりました。2年以上ぶりですね。
beatmania IIDX の DP(ダブルプレイ)のオンライン大会である「Double of Fighters(以下DoF)」に参加しました。せっかくなので、考えてたこととか感想とかを書き残しておきたいと思います。

大会の概要・詳細なルールについては、以下の公式の note をご覧ください。

ざっと流れをまとめると、
- 予選4曲の合計スコアをもとに16人ずつのグループ分けをする【6月上旬】
- 各グループ内の上位8名がそれぞれ下位8名からチームを組みたい相手をドラフト形式で選び、2人1組のチーム×8を作る【6月下旬】
- 同グループ内のチームで対戦する(完全抽選)【7月】
- 同グループ内のチームで対戦する(勝敗同数同士で)【8月】
- 同グループ内のチームで対戦する(勝敗同数同士で)【9月】
エントリー期間も含めると実に5か月に及ぶ期間、そして参加者100名を超えるビッグなイベントになりましたね!
各期間のことについて、順に書いていこうと思います。
エントリー【5月】
そもそも参加するかどうかについては、正直若干悩みどころでありました。主な理由は2つ。
ひとつは、チームを組んで対戦するとなると、自分を必要以上に追い詰めてしまう可能性があること。個人戦なら自分ができない責任は自分一人で負うことができますが、チームではそうはいかない。人に迷惑をかけたくないという気持ちから、普段から自分に課してるただでさえ高いハードルがさらに高いものになることは間違いないので、自分が苦しんでる未来を想像するのは容易でした。自分との向き合い方を間違えると IIDX に対するモチベを失うこともあり得ます。
もうひとつは、別ゲームのモチベが非常に高かったこと。ご存知の方はご存知かと思いますが、3月ぐらいから Trials Rising という音ゲーマーと非常に相性の良いアクションバイクゲームにはまりこんでしまいその世界から戻れなくなっています。(オータムセールで、激安になってるよ!)

というところで悩みどころでしたが、運営に近しい人から
「こういう感じの DP の大会があったとしたら、興味ある?」
「ある!」
と答えてしまっていた過去があります。そう言った手前、参加しないのも失礼かなと思い…参加の意思決定をしました。
後ろ向きな話ばかりではなく、苦しさ以上に楽しさもありそうだなと思えたし、自分の実力を試したい気持ちももちろんありました!
予選【6月上旬】
前に書いたように、他のゲームにモチベを吸われてる自分がどの程度の熱量でこの予選に取り組むかは1つ考えどころでした。
他のスコアアタックだと1つの課題曲を何日にも分けてものすごく粘着することがありますが、同じことがここから先続く3か月間続けられる保証は無い。
でも明確に手を抜くのは各方面に失礼だし…ということで、
「1日~2日程度で”しっかり”詰める、長期間使わない」
という、本選でも再現できそうな熱量を注ぐ感じでいくことにしました。
予選の課題曲は、いくつかの DP のスコアアタックの課題曲から提供される形で選ばれていました。
各対象曲と所感を書きます。
Bounce Bounce Bounce (A)

倉木麻衣の曲っぽくて凄く好きだけど、あまり得意ではない。皿系はクリア狙いはできてもスコア狙いはまだまだ心許ない…
2228 (AAA+41) でフィニッシュ。全く納得はいってないけど、自己べ更新はしたので最低限は果たした気持ち。
Change the World (A)

中速かつ自分にもなんとかできる密度で、予選曲の中では一番自分のフィールド。
2454 (MAX-88) でフィニッシュ。これはそれなりに納得感ある記録!
Snakey Kung-fu (A)

配信で歌ってた時期があったね…チャンチャンヌーン…
チャージ主体で配置を崩しすぎるとしんどいので、スコア狙いでは R-RAN が結構有効なことに気づけたのは良かったかも。
3223 (AAA+24) でフィニッシュ。プレイ前は(AAA再現できるかしら…)の気持ちだったので、それは果たせてよかったな~と。
SYNC-ANTHEM (A)

得意でも苦手でもないかな…ぐらいの絶妙選曲。途中でワイズアップ聞こえるのいいよね。
両鏡はいつか誰かに教わったオプションでずっと愛用してます。
3185 (AAA+105) でフィニッシュ。ゲージからも分かるように最後に大コケしてるけど、十分な更新はできたかな~というライン。
結果
そして、予選の結果は以下のような感じに。

Bグループの下位8人に入りました!
change the world はAグループと遜色ないぐらいは出せてるけど、snakey kung-fu はちょっと足引っ張っているな…という感じ。
この結果を踏まえてドラフトへ。
ドラフト・チーム名決め【6月下旬】

Upper 8 の方から選んでいただくことになります。
やはりどうしても自分は精度に寄ったプレイヤーであることから地力は相対的に見ると低く、ACをあまりプレイしないことから選ぶ側から見れば情報取得がしづらいはずで、選んでいただけるかどうかは本当にドキドキでしたね。
就活婚活の類で盛大に苦労するタイプの人間なので自己アピールは大変苦手ですが、以下のようなアピールを書き残しておきました。
流れに乗りまして、こちらも自己紹介します。
榊樹(さかき)です、よろしくお願いいたします!X: @sakakidkdk
AC: 5501-2656
INF: C-8336-1174-6968
リコメ: ★10.47INFメインでACはたまにという感じなので、ACのランプやスコアは参考になりにくいかもしれません。
脳筋正義IRは運営に参加していてほぼ皆勤なので、こちらの結果は参考になると思います。■長所
・地力の及ぶ範囲なら、座学しつつ割と何でもできる方
中伝時点でリコメ10いっていたり、INF収録のLEVEL11は全エクハつけていたことなど、特徴的だと思います
・中難易度帯までならいくつかINF全1をとれるぐらいのスコア力
・家の隣の隣がゲーセンなので、INF未収録曲が来ても粘着しに行ける■短所
要求地力が高まるほど相対的に弱くなります、今回の予選スコアからも分かりやすいかと思います。■最後に
自分を売り込む行為がとても苦手なので、アピール考えるのが恥ずかしかったです…
人に迷惑をかけたくないタイプなので、チーム組むといつも以上に頑張っちゃう可能性があるかもしれません。
何はともあれ、みんなで楽しく存分にやりあえたらいいなと思います!
そして、ドラフト実施へ。

1位指名を2ついただいてました、本当にありがとうございます(涙)
Bさんはお馴染みの INFINITAS の相互ライバル、お互いの強み弱みを知り尽くしています。れあちーずさんも INFINITAS プレイヤーなので、INFINITAS のスコアが見える方に特に評価していただけたということなのだと思います。
結果的には抽選でBさんと組むことになりました。グループBの中ではかなり精度に寄っていて、INFINITAS のプレイが圧倒的に多い、特殊なチームが出来上がりました。
チーム名については
「INFINITAS に特化してるので、それを反映した名前にしたいな~」
と考えて最初は「INF過激派」を考えていました。
もうちょっと良い名前ないかな~と考えていく中で、
INFは家庭用 → 家 → HOUSE → わたしはハウスミュージックが大好き!
と、”家”に家庭用特化とハウスが好きという2つの意味を込められることに気づきました。
ハウスミュージックが好きという話をよくしているのは自分の方なのでそこはBさんに了承を得て、かわいらしさと過激さが同居する「おうち過激派」という素敵なチーム名が爆誕しました。個人的には、とても気に入ってます。
チームのロゴを作るというのも流行っていたので、ChatGPT に相談していい感じのロゴを作ってもらうようお願いしました。

- IIDX の大会のロゴであること
- おうち感
- 緑
- 猫
- HOUSE からクラブ風の雰囲気を
- かわいめフォント
あたりの注文を入れて作ってもらいましたが、めっちゃよい!!!現代技術って凄いね。
第1試合【7月】
まず、3か月にわたる試合で、1st match, 2nd match で投げられる曲にはテーマ指定による縛りがあるので、先のことを考えた上で選曲していく必要があります。
どう戦うか考える上で、まずは全員の ereter.net の記録を見ました。抽出・データ化みたいなことまではせず、自分のスコアと比較して傾向をみるぐらいではありましたが… INFINITAS プレイヤーについては実際にライバル登録してスコアを眺めることもしました。
我々より地力が低いチームは存在しないという前提を持った方が良さそうというのが基本。
精度特化のチームなので 3rd match の自選は比較的ワンツーを決めやすそうで、戦略はたてやすいというところは我々の強みだと思います。
一方、これだけ強いプレイヤーが揃っていると他選をとるのは難しく、互いに自選を守るとルール上最終的に合計 EX SCORE 勝負になります。そうなるとノーツが少ない曲で勝負している我々は不利になります。
第1試合の相手と選曲はこんな感じに。

SEEYA さんたちゃんさんのチームと対戦!
お相手の方は2人とも元からは知らない方だったので、ereter 以上の情報は無し。基本方針通りに曲を投げればよさそうかなというところで、自分のフィールド+好きな曲で勝負。1st, 2nd の割り当ては Lower が 1st, Upper が 2nd という形で特に捻りもなく決定。
こちらの選曲について。
- 1st: That Feeling(A) [わたし]
最有力の武器曲は温存しつつ、好きで得意な曲を投げました。スピードハウス!
こちらについては、自分が運営に参加している DP スコアタの脳筋正義IRで投票を全然集められなかったので供養したいというのもありました。自分が提案した曲だったし…

- 2nd: Happy Wedding(A) [Bさん]
お互い投げたい曲を自由に投げようというノリだったので、こちらはBさんのフィールド。精度を売りにするプレイヤー以外は嫌な譜面筆頭であること間違いなし。こちらもハウスですね。
- 3rd: 真夜中のバベル(A) [2人]
こちらは2人ともそれなりに得意で、さらに自己ベスト伸ばしたいよねと思える曲の中から選曲。3曲出そろったところで実は3曲ともハウスであることに気づきました。最初から狙った訳じゃないのに自然とハウスが集まってしまうところに、おうち過激派のおうち過激派たる所以が詰まっていますね。
自分がプレイした曲のまとめ↓

1st 自選の That Feeling は 1886(MAX-44)。嚙合わせるまでちょっと時間がかかったけど、自己ベの更新ができたのでよし。これを詰めてるときに、一部綺麗な16分じゃない箇所があることに気づいて感動してました。

1st 他選の 255 は 2989(AAA+162)。調子がいいときならばある程度追い付く範囲なので、他選を返すならばここという気持ちで注力。R乱で戦える譜面が来ることに気づいたところで100点ぐらい爆伸びし、「これはいけたかも!」となりました。

3rd 自選の真夜中のバベルは 1723(MAX-59)。元の自己べが自分としては十分に詰めきれていなかったので伸ばすつもり満々でやってましたが、全然嚙み合わずだいぶ険しい気持ちに。ちょっと危ないかも…という記録になりました。

3rd 他選の LIVE DRIVING は 3698(AAA+163)。ノーツ数が多い曲で攻められたなというところでしたが、超発狂ではないのでくらいついていきたい曲でした。ただ、非常に癖がつきやすく、曲の出だしも光らせづらく、詰めるのは相当苦行でしたね。。。
結果…

無事勝利!きちんと2人とも自選をとりきって、255を返せたことがうまく効いた形になりました!真夜中のバベルは結構危なかった…
2nd 他選の AC 限定 Level 3 は B さん引き受けていただいて本当にありがとうございますでしたね…。対戦ありがとうございました。
第1試合中の私たちの会話をいくつか抜粋。




進捗報告と労い合いの優しいチーム。過激なのはチーム名だけでした。
第2試合【8月】
第1試合を無事勝ち、勝ったチーム同士での対戦。
第2試合の相手と選曲はこんな感じに。

330さんとピアノちゃんさんチームとの対戦!
相手チーム名の★27.30はリコメの合計値とのことで、グループBの中では圧倒的な地力でなぎ倒してくるチームです。つまり、お互い自選を守る前提ならば、我々はだいぶ不利です。

1st, 2nd の割り当ては第1試合と同様に。
こちらの選曲について。
- 1st: FUTURE is Dead(A) [わたし]
ソフラン or スクラッチ指定で自分が投げるならほぼこれかなと考えていましたが、グループ B 内に自分より高い自己べを持ってる人が1人だけいました。その人に当たらないうちにここで消化しておこう、ということで選曲。(実際第3試合でその人と当たることになりました)
- 2nd: Jam&Marmalade(A) [Bさん]
第3試合に武器を温存してもらいつつ、他選に集中しやすいよう得意+仕上げやすい曲を選んでいただきました。
- 3rd: アクマフカ(A) [2人]
ワンツーを狙うなら選択肢は多くありましたが、同点で EX SCORE 勝負になったときのためになるべく点差を稼ぐ必要があります。自選でとれる点差が最大化できそうなのはこれかな、というところで選曲しました。
自分がプレイした曲のまとめ↓

1st 自選の FUTURE is Dead は 2080 (MAX-110)。もとのスコアはしっかり詰めきってないつもりだったので試合中に MAX-2桁 は出す気満々でしたが全然思うように噛み合わず、自己べを下回るスコアで提出。少々不安でしたが、おそらく勝てるだろうという感触でした。

1st 他選の GO OVER(以下略) は 3286 (AAA+141)。もともと全然スコアを詰めたことがなく AA ランクからのスタートでしたが、自分ができるところまではやりました。これは対戦相手が圧倒的に強く勝ち筋が無いし、やるたびに最初の左手が下手になって涙が出てきたので深入りせずに断念。相手は試合中に歴代9位のスコアを出していました。こわい。

3rd 自選のアクマフカは 2383 (MAX-75)。ここで少しでも点差を稼ぐことで勝ちの可能性を上げることはできるので、しっかりやりこみました。これは自己べの更新もできて、十分満足のいく出来だったかなと思います。

大問題の 3rd 他選の天空の夜明けは 3052 (A+37)。自分はいつも INFINITAS をプレイするときは DBR から始めるのですが、DBR を終えた後は必ず天空イージー狙いのチャレンジをしています。しかしいつまでたってもクリアできず、自己肯定感を大きく削っている曲の1つです。選曲発表直前に天空をプレイしているとき、「あ、これ飛んでくるかもな…」とふと思い、実際その通りに投げられてしまった形になります。
投げられた以上向き合う必要がありますが、普段エクハついてない曲のスコア狙いなんてしないので、スコアをとらなきゃいけないことを分かっていてもどういう気持ちでプレイしたら良いかわかりません。何回かプレイを重ねてるうちに、結局「クリアが近いときに高いスコアが出やすい傾向がある」という気づきがあったので、序盤を捨て気味にしないクリア狙いをしつつ少しでも伸びることを祈る形となりました。
IIDXや人生に対するモチベを失わない程度に向き合った結果、最終的にはギリギリA判定ってところでした。相手は2人ともAA出せるレベルなので、このスコアじゃあどう考えても EX SCORE 勝負に持ち込まれたら負けです。つらい。
最終的に、少しだけミスカン更新はできたもののクリアには至りませんでした。なけなしの自己肯定感にさよならバイバイ。
結果…

ですよねぇ…という負けでした。。
GO OVER は相手が強すぎて返せず、天空はスコア差がありすぎて EX SCORE 勝負ではどうにもならないことが分かりきっていたので、2nd 他選の冥を B さんに返してもらうというのが唯一の勝ち筋でした。めっちゃ頑張っていただいたのですが少し及ばず…
とれる戦略は全てとった上で負けたので、我々の完敗と言えるかなと思います。お見事でした!
以下、我々の会話の一部抜粋。





第3試合【9月】
第3試合は1勝1敗のチーム同士で当たります。
第3試合の相手と選曲はこんな感じに。

SEAL*3 ことレスティさん、つてんさんのチームとの対戦!
我々より高い地力を持つ2人で、圧倒的な精度を誇るレスティさん、ズレハネジャリに定評のあるつてんさん。我々の自選を安定して通すことが非常に難しいチームです。故に、選曲、特に 3rd match については非常に悩むことになります。チームの作戦会議もかなりの長時間に渡りました。
レスティさんは X で「最後ぐらい、自分らしく」と書かれていたことから代名詞的な曲が、つてんさんは「予測可能、回避不可能ってことでよろしくお願いします!」と書かれていたことから予測しやすい曲が飛んでくることが考えられました。最終戦なので 1st, 2nd の指定テーマは見えることから予想は結構つけやすく、レスティさんからは C-C-C-N-N-N が、つてんさんからは惑星鉄道がおそらく来るだろうというのは我々で予想していた通りとなりました。AC限定かつ12上位の譜面で確実に勝ち点を取るためにつてんさんが 2nd に出てくるだろうというのも狙い通り。ただ、3rd のグンダリはさすがに想定より重い………..
こちらの選曲について。
- 1st: Get Up! feat. Kanae Asaba(A) [わたし]
これは自分が唯一AC歴代スコアを持っている曲で、第3試合は誰が相手でも基本的にはこれを投げる想定でいました。データを見てる人からはおそらく予想しやすかったかなと思います。ただ、がっつり詰めている人は少なそうな曲なので、当たる相手次第では自分の歴代スコアをとられる可能性も十分にありえると思っていて、レスティさんはその可能性が非常に高く怖い相手でした。
- 2nd: WAR GAME(A) [Bさん]
Bさんが非常に高いスコアを持っている曲で、これも第3試合まで温存してもらっていたものです。今回は確実に自選を通すのが難しい相手ですが、我々が自選を通す上で一番可能性が高いと思われたのが「つてんさんにBさんの WAR GAME をぶつける」だったので、2nd を担当してもらう形になりました。(結果的に3試合全て 1st はわたし、2nd は B さんとなりましたね)
- 3rd: Hard Breaker(A) [2人]
全3試合の中で最も悩んだ選曲です。相手の ereter.net とにらめっこしつつ、我々が十分得意で競技性があって楽しくて良い曲で…ってところから選ばれました。Fading Stars との2択でした。Nhato さんいいよね。
自分がプレイした曲のまとめ↓

1st 自選の Get Up! は 1971 (MAX-29)。DoF の他の試合では歴代更新が複数出て騒がれており、その流れにのれるよう頑張りたかったですが及ばず…INF自己べの25個はそんなに粘らず出ていた記録なので、期間中しっかり取り組んで伸ばす気満々だっただけに少し消化不良気味。。
相手が対戦期間中に35個を出してるのを観測しており、29個は最終的にひっくり返される可能性がありそうで結果発表が怖かったです。

1st 他選の C-C-C-N-N-N は 2787 (AAA+138)。飛んでくるのを覚悟していた譜面ではありますが、終盤が難しすぎてシンプルに地力が足りず、向き合うのはかなり心が擦り減りました。皿も光らないし…
どうにか自己べと同点を出してフィニッシュ。相手のベストスコアが 2829 なので、少なくとも2800はのってないと勝ち筋は無いかな…と思っていました。

3rd 自選の Hard Breaker は 2420 (MAX-48)。既に十分詰めていた自己べを更新できたことで、こちらはかなり満足の出来!若干負け癖がつきやすいのをR乱で回避可能なところに気づけて良かったです。

さて、大問題の 3rd 他選の GuNGNiR(L) は 3419 (A+181)。第2試合の天空と違ってイージー済みであることから多少は気が楽かと思えばそんなことは全くなく…とにかく疲れるので1日のうちの2~3回ぐらいしか自己べ更新チャンスが無く、更新を狙うのは非常に難しかったです。
R乱、乱も試しましたが結局イージー時と同じ右鏡が一番スコアが出ました。相手の自己べはどちらも3500をこえていたため、このスコアで足を引っ張ってしまう可能性があり、結構憂鬱でした。。
結果…

勝ち!!!!!!ちょっと泣いた。
Hard Breaker で相手が2位に入ってきており、全3試合の中で唯一我々が自選を落とした場面でした。その中でも、自選1位は守りきれたこと、相手のグンダリ腕破壊作戦が相手自身に刺さってしまったことが効いた形になりました。(実際にお二方とも負傷したという話を聞いたので、どうかお大事に…)
対戦ありがとうございました!
以下我々の会話コーナー。







総合結果

総合結果はグループB内の2位!
勝ち数同数の場合獲得ptで順位が決まりますが、順位1位の必殺技やさんと当たっていないことでとられたポイントが少なく2位に食い込めた形です。
必殺技やさんに対して我々のフィールドがどれだけ刺さるかというところも気になるところではありました。(他選は間違いなく取れないだろう…)
その他感想
参加前に懸念してた通り、自分自身を追い込んでつらい場面は多かったです。
でも、IIDXに対するモチベを失うほどでは無かったですし、チームを組んで協力して勝ちを目指して、実際に勝ちを取れた時の喜びは1人では味わえない良さが確実にあります。そういう喜びを感じることができたってところで、参加した大きな意味はあったように思います。
チームで勝つ喜び、というところで高校の時にバンドを組んで文化祭で大賞とったときを思い出したりなどもしました。
自身の対戦以外の部分で言うと、100人以上が集まる規模の大会になったことで非常に盛り上がった反面、大会(勝負)に対する取り組み方・楽しみ方が人によって全然違うところを目の当たりにすることになり、しんどい気持ちになる場面もありました。(具体例の言及はここでは避けておきます)
定められたルール内で多様性が存在することはまず受け入れるべきで、ルール内でどう行動するかは個人の道徳性によるものだと思います。普段普通にゲームをして会話をしているだけでは分からない、人の持つ道徳性が今回結構見えたように思います。
自分はその道徳性が近しい人と付き合っていきたいと考えているんだな、という気づきがありました。そこが遠い人と付き合ってもお互い不幸ですしね。
一方で、期間中に同じグループBののいれーんさんがたまたま行脚で自分のホームゲーセンにいらっしゃったこともあり、直接バトルしたり DoF のことも含めて雑談する機会がありました。バトルは同じグループなのでお互い刺し合いの楽しい勝負ができましたし、雑談もとても楽しかったので、共通の会話のネタ・コミュニティの盛り上がりとしてこういう大きいイベントがあることの意味はかなり感じました。
次回があったときに参加するかどうかについては、自分自身のメンタル状態とか、今回のフィードバックを踏まえた大会の運営方針などを見つつ、慎重に考えたいなと思っています。
謝辞
まずは、当初の想定より非常に大人数となってしまった DoF を運営しきった全ての方、自分をドラフトで指名してくれて3か月間ともに戦ったBさんに多大なる感謝を!!
そして、DoF に参加した全ての方に、本当にお疲れさまでした!!!


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