PHOENIXWAN の静音化

phoenixwan 音ゲー

おうちで beatmania IIDX や発狂 BMS などを嗜もうとするとき、多くの人の選択肢になるコントローラーの1つとして「PHOENIXWAN」(フェニックスワン、通称フェニワン)があります。

自分が PHOENIXWAN を導入してまず気になったのは「打鍵したときの音が大きい」ということです。

自分と同様に PHOENIXWAN の大きな音を気にして「静音化」の対策をとってる人はたくさんいると思いますが、そんな中で自分がやっている「静音化」について紹介してみます。誰かのお役に立てると信じて。

最初にまとめ

やっているのは以下3点です。

  • バネにシリコンスプレーをかける
  • ボタン部分にマスキングテープを貼る
  • 色んなところに吸音材になりそうな柔らかい物を置く

とあるマンションの自室でプレイしていますが、今の所苦情を受けたことは無いのでそれなりの効果は見込めるものと思われます。

ボタン部分の分解方法

「初めて PHOENIXWAN を触るよ」という場合分解方法が分からない可能性があるので、念の為ボタン部分の分解方法を書いておきます。必要ない人は次の項目まで読み飛ばしてOKです。

まず、鍵盤部分を外すために裏の六角形のボタンを押します。

phoenixwanの裏
白い矢印で指してる部分です

すると、鍵盤部分が盛り上がって外れます。

phoenixwanの鍵盤部分をはずした

開くとこうなります。

鍵盤裏

スイッチ部分を指で挟んで、左に回して

上に引っ張ればスイッチが外れます!

あとは白いリングを外して、、、

白いリングをはずす

ボタン部分を取り出します。

ボタン

裏の白い爪の部分を押し込みながら部品をずらして、

爪を押し込む

バネが裸で見える状態になったらボタン部分の分解完了です。

ボタン分解完了

対策1:バネにシリコンスプレーをかける

バネにシリコンスプレーをかけることの効果は
打鍵時のビヨーンというバネ特有の音を抑える
です。個人的には、手軽に打鍵時のストレスを大きく減らせるのでオススメです。

自分は、Amazon で適当に見繕ったシリコンスプレーを使い、ティッシュの上にバネを置き15cmぐらいはなした所からスプレーしました。

シリコンスプレーをかける

対策2:ボタン部分にマスキングテープを貼る

ボタン部分にマスキングテープを貼ることの効果は
打鍵時に硬い部分同士が当たらないようにし、音量を抑えられる
です。マスキングテープの厚さ分打鍵の深みが変わってしまうのは人によっては懸念点になると思いますが、自分はそこまで気になっていません。好みによって、3重〜5重ぐらいで貼るとよいかなと思います。

マスキングテープをはった

↑こんな感じで、上下に貼ってます。

対策3:色んなところに吸音材になりそうな柔らかい物を置く

意外と効果があるのでは?と思ってるのが、吸音材になりうる物の存在です。

  • コントローラーの中
  • コントローラーの下
  • 部屋

あらゆるところに、柔らかめのものを置いてます。

例えば、コントローラーの中にタオルを入れたりします。分厚いと鍵盤部分をしめきるのが難しくなるので、薄めのタオルが良さそうです。

コントローラーの中にタオル

そもそもコントローラをタオルの上に置いたりもしています。

タオルの上にPHOENIXWAN

実は、ゲーム部屋と寝室を兼ねているので、片付けをサボっているお布団達が部屋に積んであります。

布団の山
(本来はあまり人にお見せしていいようなものではないかも。)

終わりに

以上、PHOENIXWAN の静音化対策の紹介でした。

世の中の打鍵マニアの皆様が安心しておうちで打鍵をエンジョイできることを祈ります!

コメント

  1. かぎうさぎ より:

    静音化記事助かります。
    部屋に音を吸収するものをあちらこちらに置くのはアンビエンス感も結構変わるので配信する方にとっては、マイクに乗る音声にも変化が現れるので効果的ですね。

    付け加えるようなコメントで申し訳ないですが、一般的に市販されている吸音材(ブロック状のスポンジやウレタン)と遮音材(遮音シート)を部屋の壁で組み合わせると片方のみで運用した時より変化があるかも…!

    • 榊樹 榊樹 より:

      >かぎうさぎさん
      コメント助かります!
      “マイクに乗る音”という観点でも変化がありそうですね!

      確かに、吸音材と遮音材を組み合わせることでより大きな効果があるというのが一般的な話としてあるようですね!今回は手元にあるお布団やタオル等で簡単に済ませてしまいましたが、予算が許すのであれば吸音・遮音の2点を意識して部屋を作り上げるとより良さそうです。参考情報、ありがとうございます!

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